キャリアアップとは

キャリアアドバイザーをしていて、求職者と面接する際に、毎回聞くことがあります。それは『何でベトナム転職したいですか?』ということです。この質問の回答で多いのが『キャリアアップ』です。

キャリアアップの本来の意味

ベトナム転職の理由に『キャリアアップ』という回答があると、”キャリアアップの中でどういったことを重要視されるか”を尋ねるようにしています。

なぜかと言うと『キャリアアップ』の意味を勘違いされている人が圧倒的に多いからです。

キャリアアップの本来の意味は、特定の分野(今までに働いた仕事)において、今よりもさらに専門的な知識や見識を深め、今よりもさらに能力を向上させ、そして経歴(キャリア)を重ねたり高めたりするということです。

しかし、”キャリアアップの中でどういったことを重要視されるか”との回答は、多くの人が”給料アップ”と回答されます。

この回答は『キャリアアップ』とは、ほとんど無関係ですが、特に求職者へ訂正をすることはありません。

必ず聞くこと

ただ続けて『希望給料はいくらですか?』と確認します。

”キャリアアップの中でどういったことを重要視されるか”との質問に対し、”給料アップ”と回答をされる人は、転職において”給料アップ”が最たる目的なので、日本で所得されている給料よりも高い給料を望まれます。(少なくとも2割以上高いことが多い)

ベトナムは日本よりも物価水準が低い

日本国内で転職される場合には、”給料アップ”が最たる目的であっても、仕事が見つかる可能性が高いです。

しかし、ベトナムは日本よりも物価水準が低い国なので、ベトナム語や英語がビジネスレベル以上で話せないのであれば、ほとんど日本の給料よりも下がってしまいます。

*但し、ベトナム語や英語がビジネスレベル以上で話せても、日系企業への転職だと下がることが多いです。

キャリアアップは可能

給料アップが最たる目的であれば、目的を達成することは難しいです。しかし、本来のキャリアアップの意味である”特定の分野(今までに働いた仕事)において、今よりもさらに専門的な知識や見識を深め、今よりもさらに能力を向上させ、そして経歴(キャリア)を重ねたり高めたりするということ”を達成することは出来ます。

ベトナムにおける日本人の雇用を求める多くの企業が、求職者(雇用者)へ求めることは、”ベトナム人スタッフの管理””日本とのパイプ(橋渡し)役”です。

これは日本で就労していた時よりも責任を負う必要が出てくるものの、広い範囲の仕事を任せられることが多くなります。また、それに伴ってポジション(役職)が上がることが多いです。

雇用先企業(特に規模)や能力によって異なるものの、日本で平社員であっても、ベトナム転職後にいきなり部長職につくことだって不思議ではありません。

ベトナムでの経験

キャリアアドバイザーの仕事を4年以上やっているため、ベトナムで2年〜3年就労されて、日本に帰国し日本転職される人を多く知っています。

その人たちの多くは、ベトナムでの経験(キャリアアップ)が評価され、日本で転職を繰り返している人よりも格段と給料アップされています。

中でも20代・30代の人は顕著です。